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2016年12月18日

【会員専用 Weekly No.80】米利上げで市場の目線は1ドル120円へ

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Weekly 12月19日

米利上げで市場の目線は1ドル120円へ

先週は1ドル115円を突き抜けるとともに、日経平均も週初から1万9000円の壁を越えてきた。今の相場は「勢いがあるが、実力をともなっているのか半信半疑」の面が強い。期待先行ではよくあるパターンだ。1万9000円の壁突破には2つの鍵がある。NYダウの堅調と円安基調の持続性だ。トランプ政権への期待先行でここまで来たと思われるため、持続性が焦点となる。15日のNYダウは1万9852.24ドル、日経平均1万9273.79円、その絶対値を比較すると、578ポイントNYダウが日経平均を上回っている。昨年6月24日の日経平均の高値時での絶対値比較では2902ポイント日経平均が高かったので、この先逆転の可能性はある。昨年のNYダウの高値は5月19日と日経平均より1か月先行していた。その後、夏の中国ショックで急落した後の戻り高値も、NYダウは11月3日、日経平均は12月1日だ。おそらく今回もNYダウ高値更新ペースが鈍り始めると日経平均にも警戒感が強まってくるだろう。12月14日、米FOMCは事前予想通り0.25%の利上げに踏み切った。同時に、来年の利上げ回数を9月時点の2回から3回に増やし、タカ派的な印象となった。利上げ発表直後から、債券は売られ(金利上昇)、ドル高、NY株安となった。この日円は一時117.36円を付けている。同時に発表された米経済指標は強弱マチマチという印象。同じ日東京では、満を持して日銀が国際買い入れを増額し金利抑制姿勢を打ち出している。同じ日に日米が動いたわけだが、連携していたのかどうかはわからない。仮に日米連携した金融政策であれば、中央銀行としての円ドル相場の許容範囲がわかるかもしれない。昨年6月に125円超の円安を付けたときも、数日前に黒田総裁が、「円の実質実効レートから足元の水準(124円台だった)は円安過ぎる」という発言があったため、今回も警戒が必要だ。今回は政府要人の発言で、一部に115円限界説があり、実際114円台で足踏みしていた。FOMCの利上げを見越して日銀が金利上昇抑制すれば、当然円安に振れることを承知で動いたことになる。したがって、市場の目線は120円に切り上がったとみても良さそうだ。その分日本株も強含みの展開となりそうだ。

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