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2019年03月25日

【会員専用 Weekly No.189】米利上げ年内なし、一時的に困惑

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  1. 米利上げ年内なし、一時的に困惑

  2. FOMCのハト派過ぎと世界経済減速感

  3. 「春のつむじ風」は向かい風、追い風入り乱れ

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Weekly3月25日

米利上げ年内なし、一時的に困惑

3月の米FOMCは「年内利上げ想定せず、資産縮小9月終了」の緩和路線となった。事前に「年1回利上げ、9月有力」との観測を伝えたブルームバーグは「FOMCは投資家を困惑させた」。ロイターも直前に「ハト派投資家、FOMCで失望か」と、著名なデリバティブ・ストラテジストの見解を流し、戸惑い感を拭えなかった。同氏は「足元2.60%の米10年債利回りは、普通であれば、どの水準に向かうのか」との質問に対し、「あっさりと2.80%を超える可能性があり、おそらく3.0%を目指してもおかしくない」との見解を述べていた。

FOMCが終了した20日の米債市場で、10年債利回りは2.52%台に急低下(21日は2.5387%、22日は2.4373%まで利回り急低下)、この日米株市場では金融株が売られ(2.1%安)、重石となり、NYダウも141ドル安となった。ただ、ドル安は一時的に止まり、翌21日にはNYダウは216ドル高(+0.84%)、ナスダック+1.42%と、金融緩和好感相場となった(日本市場は休場で良かったかも知れない)。

何故、パウエルFRB議長はハト派姿勢を強めているのか?ここに来て、「踏みたくない日本の轍、デフレのわな回避へ」(ブルームバーグ)、政策をシフトしているとの見方が出ている。過度に弱い物価圧力が「昨今の重大な課題の一つ」とパウエル議長は述べている。インフレ目標への信頼を失うとデフレ袋小路に陥るリスクがあるとの指摘だ。金融政策の効果は当然落ちる。日本に続き、欧州も瀬戸際にあるとの認識が影響していると見られている。

当然、物価を高めに誘導する姿勢で、先行指標となる商品市況に市場が関心を強める可能性がある。

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