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2019年06月24日

【会員専用 Weekly No.201】S&P500指数最高値更新と最近の習近平の変節

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  1. S&P500指数最高値更新と最近の習近平の変節

  2. FOMC、利下げ示唆で株高基調維持

  3. 米利下げはドル安円高か?

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Weekly 6月24日

 

【S&P500指数最高値更新と最近の習近平の変節】

FOMC(米連邦公開市場委員会)が終了。20日にはアッと言う間に米S&P500指数は5月3日の史上最高値を終値ベースで更新してきた(0.95%高の2954.18ポイント)。一方、NYダウは翌21日ザラバ(立ち合いで中)で最高値に達したが、引け値は昨年10月高値から100ドル下となった。米取引所の合算出来高は75億株、直近20営業日の平均69億株を上回り、活況。20日 米10年債利回りが約2年半ぶりに2%を下回り、一時1.974%(終値2.0232%)、利下げ期待が強まったこと、イラン革命防衛隊が米軍無人偵察機を撃墜し原油相場が急騰し、エネルギー株が上昇したことなどが背景。

ただ、早くも警戒の声も出ている。米金利の低下ピッチが速過ぎること、昨年来、月初に高値を付け急落するパターンが見られること、買戻し主導との見方では一巡後に反動安があること、欧州情勢が不透明なこと、G20での米中協議が楽観できないこと、などが指摘さ

れている。

今後のカギの一つは、今週のG20での米中首脳会談の行方となる。あまり報道されていないが、最近の習近平国家主席の変節を指摘する向きがある。先週はプーチン露大統領と会談し、トランプ大統領を「友人」と述べ、米批判を行わなかった。急遽設定したと見られる初訪朝でも、金正恩委員長が米国に不満を漏らしたと伝えられるのに対し、米批判を行っ

ていない。香港200万人デモには言及を避け、強硬姿勢を見せていない。中国から帰化したジャーナリスト石平氏によると、人民日報などで習批判と受け止められる報道が相次いでいるようだ。中国政府スポークスマンは「G20での合意はない」と発言している。

中国内部が四分五裂になって行くのはシナリオの一つだが、キッカケとなった18日の米中首脳電話会談はどちらから掛けたのか、米中高官級協議はどちらから再開を提案したのか、中国内部の強硬派はどういった勢力なのか、など判然としない面があるが、中国側がG20直後の追加関税発動を避けたい姿勢だと思われる。また、ファーウェイなどハイテク

産業閉め出しの危機的状況を打開したい意向とも受け取れる。20日、海外19社の首脳と会談した李克強首相は「改革と開放にコミットする」と従来の姿勢を表明した。市場アクセス緩和で、外資の投資を呼び込みたいところであろう。

虚々実々の駆け引き展開が予想され、楽観も悲観もできないが、中国の変質が本物であれば、豊富な待機資金が動く要素になり得よう。

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