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2020年01月14日

【会員専用 Weekly No.228】中東緊迫で始まる

会員専用レポートです。

このレポートが、皆さんの資産運用の一助になれば幸いです。

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  1. 中東緊迫で始まる
  2. 乱高下は投資家の自信のなさから
  3. 北米、中国除くアジアの改善が企業業績の焦点か

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Weekly1月14日

 

《中東緊迫で始まる》

昨年、しばしば月初に何かが起こるパターンが今年も続きそうな気配だ。米軍によるイラン革命防衛隊「コッズ部隊」のソレイマニ司令官殺害で、中東情勢が一気に緊迫した。日本のメディア報道は、大半がイラン側主張を流しているので言及していないが、カリスマ指導者の死でイランの行動力が低下するとの見方や報道は見られなかった。カリスマ型指導者を失った場合、中東組識は弱体化するのが通例だ。

事件の前から、「原油相場は100ドルもあり得る。年前半高騰、後半急落」パターンを予想していたのは、経済産業研究所の藤和彦上席研究員。要因として、無政府状態に陥りつつあるイラク(生産量約480万バレル/日)、トルコが介入しつあるリビア情勢(同120万バレル)、サウジ対イエメン・フーシ派の抗争、輸出国に転じた米国のリグ稼働基数減(米石油掘削リグ稼働数は1/3現在670基、19年平均は943基)を挙げた。原油高騰による金融引き締めで、世界景気が悪化、年後半に暴落するとの見立てだった。

先週、WTI原油相場は64.09ドル/バレル高値で一旦止まった。トランプ政権がイラン原

油輸出を禁止した昨年4月の65ドル台を抜けなかった(19年平均価格57ドル)。イランとの緊張関係が続いていた時、65~70ドルゾーンの攻防が分岐点と考えられていたが、米―イラン全面衝突が回避され資本市場も落ち着きを見せたため60ドル割れとなった。

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