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2020年08月16日

【会員専用 Weekly No.251】日経平均連騰、米債券利回り上昇

会員様専用レポートです。

このレポートが、皆さんの資産運用の一助になれば幸いです。

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  1. 日経平均連騰、米債券利回り上昇

  2. 米禁止法施行、海外ビジネス見直しで明暗も

  3. NYダウ8連騰ならず、大統領選で混沌感増す

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Weekly 8月17日

【日経平均連騰、米債券利回り上昇】

あまり目立たなかったが、先週の日経平均は4連騰、7/2~7/6の3連騰以来の連続高。4連騰の合計上げ幅は959.2円。3連騰(8/11~8/13)では919.67円、前回7月の3連騰592.71円を大きく上回った。経済回復期待と言うより、NY株上昇に対する出遅れ感を一気に是正した印象が濃い。最も目立つのはドル建て日経平均の上昇で、14日は218.00ドル。前回の3連騰で210ドル台(7月6日)に乗せ、その後一進一退的ながら210-215ドルゾーンが続いてきたがようやく切り上げて来た。このまま215~220ドルゾーンの展開になるか注目される。現状の為替前提で、220ドル×107円=2万3540円が目先の目標となる。下値攻防は215ドル×105円=2万2575円辺りがメドと想定される。

今後の推移の前提はやはり米株動向となる。13日発表の週間新規失業保険申請件数(8日現在)は96.3万件、市場予想112万件を下回り、有意義な低下となった。皮肉にも、失業給付上乗せが7月末で期限切れとなったことが影響した可能性があるが、改善期待が持続しよう。カドローNEC(国家経済会議)委員長は「米経済のV字型回復想定。失業率は月内にも一ケタ台に改善、第3四半期成長率は20%を超える見通し」を表明した。

先週の米債市場は利回りが上昇、1ヵ月ぶりの水準に戻った。12日に過去最大の10年債380億ドル、13日に30年債260億ドル入札が行われた。入札を前に債券のポジション調整の動きとされるが、10年債0.5%割れを狙った動きが跳ね返された可能性がある。このことは株式にも影響を与えている。一時期、ゼロ金利化=基幹産業に追い風でハイテク売り+基幹産業買い=NYダウ買い+ハイテク売りの基調変化が見え隠れしていたが、金利上昇で再びハイテク中心の相場になるか展開に注意が必要。ゼロ金利狙いにムリがあったのか、様子見展開になるものと思われる。

米株は景気回復トレンドに後押しされるが、先取りしてきた面もある。回復するかしないかの綱引きから、回復ピッチを問う動きになり、回復後の金融緩和収束(金利上昇)を探る攻防に移りつつあると考えられる。13日の米債市場にその兆候が見られ始めた。この日30年債入札が低調だったとして売られ、利回りが上昇した。10年債は一時6月24日以来の0.727%、先週6日の0.504%から急上昇。30年債終盤値は1.4244%。

景況感には、中国情勢や感染拡大脅威-ワクチン等開発綱引きなどが絡む。とりわけ、中国はいち早い経済回復を主張し、恩恵を受ける企業も出ている。反面、強硬姿勢を維持し、どういった摩擦を生じさせるか不透明感が強い。創られた経済統計は以前からだが。

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